ハネコてちょう -自家感作性皮膚炎のきろく

痩せ型女による貨幣状湿疹からの自家感作性皮膚炎のきろく

 

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【実体験症状②】自家感作性皮膚炎、かゆすぎ問題

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こんにちは。ハネコ(@negative_haneko)です。

実体験した辛い症状をまとめています。

 

今回は貨幣状湿疹、自家感作性皮膚炎の辛い症状、「かゆみ」について。

 

 

 

かゆいとどうなる

睡眠の質が低下する

自分は人生初めて、かゆすぎて夜眠れなくなるということを経験しました。

 

私の場合、原湿疹は貨幣状湿疹のため、全身に広がった自家感作性皮膚炎も貨幣状湿疹のようにだんだんと広がっていく性質がありました。

 

この一粒一粒の湿疹が、非常にかゆい。

かゆいと全然寝付けないんです。

しかも、眠れたと思っても途中で起きてしまいます。

 

1〜2時間おきに目が覚めたり、明け方まで寝付けなかったりと、酷い時期は本当に夜が来るのが怖かったです....

 

仕事も全然やる気は起きませんでした。

それでも、寝て、起きて活動しなければならないので、たとえ眠れなくても布団に入って目を閉じて、せめて横になるということをしていました。

 

そして眠れないこと以外にもう一つ問題が。

 

 

知らない間に掻きこわしてしまう

夜中何度もかゆみで起きてしまうのですが、

たいていの場合、身体が勝手に身体を掻いてしまっているんです。

 

寝ている間に無意識にやってしまうため、力加減はされていません。そのため患部を掻きこわしてしまうことになり、湿疹が刺激を受けたり、傷口が広がったりして悪化します。

そうなるとまたかゆみが増す→寝ている時にかいてしまうという最悪すぎるサイクルに陥ります。

 

朝起きて爪の間を覗くと、いつもかさぶた血の跡がついていました。

当然、服にも滲出液や血痕がついており、布団には剥がれたかさぶたや皮膚が散らばっていました。

地獄絵図......

 

 

▷▷かゆくて眠れない時の対処法

無理に寝ようとしない

寝なきゃと思ったり、時計を気にすると、焦ってしまってよけいに目が冴えてきます。気づけば外は薄明るいなんてことも。

 

横になってお布団をかぶっているだけでも、休養にはなっているはずです。

 

仰向けになって頭のてっぺんに意識を集中させると少しかゆみを忘れられるような感じがしました。(これは科学的根拠は全くない、私オリジナルのおまじない)

 

 

保冷剤を当てる

気にするなといっても、毎日眠れなかったら倒れます。せめて寝付けるように、かゆみが気にならないようにするためにおすすめなのが、保冷剤をかゆいところに当てることです。

 

冷たいと感覚が鈍ってかゆみが引いた感じがします。

 

あまりやると血管が収縮しすぎて湿疹の修復ができなくなってしまうので、直接当てるのではなく、薄手のタオルなどに包むようにします。

 

あとは夏場であればエアコン必須です。少しでも暑いかも...と感じるとかゆくなってきますので。

 

 

▷▷睡眠中に掻きこわしてしまう場合の対処法

掻かせない

これにつきます。爪が患部に触れなければいいのです。でもこれは難しいことです。

 

そこで役立つのが掻きこわし防止の手袋です。

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中の布が二重になっています。そのため爪が患部に当たりにくくなっています。さらに手首をマジックテープで絞れば簡単に取り外せないしくみになっています。

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ただし使ってみて感じた良くない点もありました。

 

まず、100%掻きこわしをしなくなるわけではないということです。

寝ぼけながら布2枚越しに掻いてしまったことも何度もあります。乾布摩擦みたいに、手袋でゴシゴシ掻けてしまうのでむしろ気持ちよかったりします...。実際に手袋に掻きこわしの証、血痕がついてしまったりもしました。

 

それでも直接爪を立てて掻くよりはダメージは小さいです。手袋さえすれば大丈夫というわけではなく、他の対策と組み合わせて使うことを意識してください。

 

 

もうひとつ、手袋をすることよって暑くなってしまい、結果かゆくなるというデメリットも感じました。

症状のピークが夏だったこともありましたが、手袋をつけると手が汗ばんできます。そうしてポカポカしてくると痒くなってくる気がするんですよね。

この場合はエアコンをつける、または保冷剤を掴んで寝るようにしていました。

 

 

とはいえ良い点もありました。

手袋がミトン型なので、指に包帯を付けていても、すっぽり覆うことができることです。

 

初めは指が独立している綿手袋を使っていましたが、指にも症状が出始めたのでそこに亜鉛華軟膏とステロイドを塗布し包帯で固定する、という時期がありました。そうすると指がとても太くなった状態になるので手袋がはめられなくなりました。

その点ミトン型は指関係なく装着できるので便利でした。

 

 

▷▷まとめ

自家感作性皮膚炎は痒すぎる故に、

  • 夜眠れない、寝てもすぐめがさめる
  • 寝ている間に勝手に掻いてしまう

という辛い状態に陥ることがあります。

 

しかし、

  • 無理に寝ようと意識しすぎない
  • 保冷剤を当てる
  • 皮膚炎患者用の手袋を装着する

といった対策で緩和することはできます。

 

もちろん薬はちゃんと病院で処方してもらったものがあれば塗布してください。

 

症状が酷すぎる場合はそれを医師に伝えましょう。自分はステロイド内服薬をもらい、思い切って飲んでみたら1〜2ヶ月でピークが過ぎ去りました。(それでも長かったが...)

 

全身皮膚炎とまでいかなくとも、虫刺されがある、かぶれがある、なかなか治らないしむしろ増えてきた、という症状がある方、、

今のうちに治療すべきです。まじで。

口調が強くなってしまうくらい、本当に、今が治しどきだと思います。

 

自分も初めは蚊かダニに3個刺されただけでしたので。。ここまで地獄になるとは思いもしませんでした。

 

かゆみは相当辛い症状ですが、きっとよくなります。。。

 

以上、ハネコでした。

 

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