ハネコてちょう -自家感作性皮膚炎のきろく

痩せ型女による貨幣状湿疹からの自家感作性皮膚炎のきろく

 

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【実体験症状①】自家感作性皮膚炎の滲出液が辛い

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こんにちは、ハネコ(@negative_haneko)です。

 

2022年1月現在、貨幣状湿疹からの自家感作性皮膚炎

落ち着き気味の状態です。

完治までには至っておりませんが、原湿疹の発症から振り返ると1年半経過しています。

 

ようやく書き物ができる気力も復活してきたので、

今のうちに、どんな症状が出て、何が辛かったのか?

についてまとめていこうと思います。

 

リアルな患部の写真等を載せていますので、

苦手な方はご注意ください。

 

 

症状①  延々と汁が出る。衣服に付く。

ここでいう汁とは、

滲出液(しんしゅつえき ←浸出液の表記もあり。)

という体液のことです。

 

滲出液は、細胞の再生を促す成分を含んでいる、

つまりキズを治してくれる液です。

擦り傷などを負った時、血液ではなく半透明の汁がでることはありませんか?あれのことです。

 

貨幣状湿疹やそれに付随する自家感作性皮膚炎を発症すると、

湿疹ができます。

その湿疹に水ぶくれができて、中から黄色みを帯びた半透明な滲出液が出てきます。

湿疹が塞がるまで、これが延々と出続けます。

 

ここでまず大事なことを書いておきます。

自家感作性皮膚炎の滲出液が付着したからといって人にうつったりはしません。

 

見た目の雰囲気から触ったら危険な感じがしますが、膿ではないので自家感作性皮膚炎に関しては※感染の心配はありません。

(※自家感作性皮膚炎は自己免疫による反応のため)

 

旦那さんと一緒に生活していましたが向こうは異常なしです。

ただし、素人判断は良くないので必ず病院に行き、

細菌やウィルス性のものではないことを診断してもらってください。

 

 

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自家感作性皮膚炎発症時の腕(2021.05)


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右手(2021.06)

薬指が滲出液酷いです。軟膏を塗った後でもあるのでテカテカ

 

治してくれる汁だからいいじゃないかと思うのですが、

なんせ患部が全身にありとても多かったので、

自分の場合は保護しきれない湿疹もありました。

湿疹が衣服やガーゼなどに接しているままだと

布ごと固まります。

その状態から無理に剥がすと結構痛いのと、

湿疹が破れるような形となり傷口が広がることになります。

 

 

手の甲は普段衣服は触れていませんが、

滲出液が出ている状態なので物をつかむ事も億劫でした。

家具とかに付着したらなんか気持ち悪いし...。

 

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滲出液が付着したナイトブラ(絶望) (2021.05)

 

 

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太ももの湿疹にガーゼを直付けした結果、固まって剥がれて悪化(2021.06)

 

 

滲出液は、貨幣状湿疹とそれに付随する自家感作性皮膚炎の特徴とも言える症状ですね。

アトピー性皮膚炎の方も滲出液に悩まされることがあると、いくつかのネット記事を見ました。

 

滲出液自体は、皮膚を治そうとしてくれている証です。

慣れてくると、ありがとね頑張ってね〜と思えるくらいになりますが、

当初は本当に出続けて服にも付いてイライラしかありませんでした。

 

▷▷滲出液の対処法

保護する

衣服や身の回りのものに付くイライラは確実にこれで解消できます。

ただし患部が大きい時、早く治したい場所の時は、

自分はガーゼを直接巻くことはおすすめしません。

(上述した通り剥がす時に悪化しやすいため)

 

そこで実際にやっていた保護方法が次の2つです。

 

  • ボチシート(亜鉛華軟膏)を貼った上からガーゼを巻く。
  • アルミガーゼを貼る。

 

詳しい保護方法は別の記事としてまとめますので少々お待ちください。

 

 

丁寧にガーゼを剥がす

患部が多い時や応急処置的にとりあえず覆ってしまいたい時は、

ガーゼを直接巻くことがありました。

その際はほとんどの場合、滲出液が固まりガーゼにくっつくので、注意して剥がす必要があります。

 

水で濡らすと、滲出液が溶け出すのでガーゼを剥がすことができるようになります。

 

もし、少し濡らしたくらいで取れない場合は、そのままお風呂に入ります。シャワーを浴びている間に取れます。

 

それでも取れなさそうな場合は、

ガーゼごと泡で洗ってくっついたままにします。

清潔にしてあれば、ガーゼはむしろ取らないほうが

患部が安定するとの事です。

 

 

気にしない

これ大事です。始めの頃はなぜこんなに汁が出るのか、

お気に入りの服も着れないし、

家事もしたくないし、

毎日毎日保護するのも面倒くさいし、

本当に気が滅入っていました。

 

しかし、あるブログで、皮膚炎と共に生活を送るルーティンをまとめた記事を見つけました。

朝起きてステロイド軟膏を塗り、

滲出液が出てくるので目立ちにくい色の服を選び、

少し乾いてきたらそれを着て出勤し...

という内容が書かれていました。

 

この記事を読ませてもらった時、

滲出液が出まくる状態を悪いと思わず、

こういうものだと捉えれば気が楽になるのかなと感じました。

 

それからはだんだんと、

  • 滲出液は出るけどまあいつものことだ、そのうち治る。
  • 服に付いても洗濯したら取れる。
  • 付いてもいい服を買おう(ユニクロにはお世話になってます)。

と思えるようになりました。

 

とはいえ実際やはり辛いですが、服に付いたとしても洗えば取れます。

膿ではないので、あんまり汚いってこともないです。なんなら亜鉛華軟膏の方が、服についたら取れませんね。

 

 

さいごに

皮膚炎あるあるですが、

気にしたり触ったりすると全然治りません

気にしないことが一番です。

 

患部が広くて、たとえば脚全体とか全身とかになると

気にするなと言われても無理だ!と思うかもしれませんが、

 

そういう時は面倒でもボチシートなりガーゼなりで強制的に見えなくする、

気にならなくするという手を使いましょう。

時間はかかりますが、ちゃんと良くなるはずです。

 

 

他の症状についても、順次記事をまとめていきます。

 

 

以上、ハネコでした。

 

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