ハネコてちょう -自家感作性皮膚炎のきろく

痩せ型女による貨幣状湿疹からの自家感作性皮膚炎のきろく

 

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自家感作性皮膚炎の衣服事情

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ハネコ(@negative_haneko)です。

 

全身皮膚炎で困ること、それは何を着るかということ。

 

湿疹まみれになったその日から、服選びに悩みました。

 

そもそもですが身体の皮膚炎真っ只中、服を着ることはとてもとても億劫になります。不快で不便です。

 

  • 滲出液や軟膏が服に付くから
  • 周りの目が気になり露出できなくなるから

 

ということで、自分はどう過ごしていたかを振り返ります。

 

 

 

受け入れるところから

炎症部分の滲出液が服に貼り付く気持ち悪さ、服が汚れる悲しさ、剥がれた時の痛さ、さらに色素沈着が酷くて人目が気になるという四重苦が待っています。

 

滲出液や血液で服が汚れるのは当然です。しかたないです。湿疹が少しだけならいいのですが、全身に多数あるとなると、全部を保護するというのは日常生活を送る上では無理でした。

 

当初は軟膏が乾くまで何十分も待ってから服を着ていましたが、忙しい朝や早く寝たい夜にはストレスでしかなかったです。

 

そんな中、標準治療をされているあるアトピー性皮膚炎の方の記事を読んで吹っ切れました。元ブログを覚えていないのですがこんな内容でした。

朝、シャワーを浴びてステロイド軟膏を塗り、その上からシャツを着て出勤...

 

あ、着ていいんだ、と思えるようになりました。(単純)

 

 

役立った服

春夏

  • 薄手のサラサラした長袖

ユニクロのレーヨンブラウスシリーズが毛羽立たずお気に入りでした。くっついてもサラサラ生地なのでまだ不快感は少なく感じました。割と安価で手に入りやすいので、汚しても罪悪感が少ない点もポイント。

肌トラブルには綿素材が良いと言われますが、自分にはあんまり合わなかったです。

 

 

  • カーディガン

手持ちの半袖服にこれを着ればとりあえず隠せます。どんなに暑くても脱ぎません。

夏でも長袖やカーディガンで過ごします🥲

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  • アームカバー

日焼け対策ユニクロのエアリズムUVカットシームレスアームカバーを使っていました。伸縮性のある生地、縫い目なし、安い、ということでワンシーズンずっとつけていました。もちろん室内でも絶対外しません。

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↑勢いで半袖で外出したものの腕が気になってきて、家族のアームカバーを借りた結果コーデが割烹着になった時。

 

 

  • サラサラ生地のボトムス

ゆったりしていればパンツでもスカートでもいけました。多少足元が見えるのはもう諦めていました。

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  • カップ付キャミ・タンクトップ

これもユニクロのアリズムブラトップを使っていました。無印の綿素材のやつはどうも暑苦しくて不快感が増しました。

 

胸もかなり滲出液がでていてガーゼで保護していました。いろいろ試しましたが自分はワイヤレスでピッタリしない下着(体型維持には最悪だが) が合う事が判明し、こればかり着ていました。汚れても安く買えますし。

 

 

秋冬

冬は長袖になるので隠しやすいです。タイツは湿疹に容易にくっつき傷を広げかねないので避けていました。

 

  • 一回り大きいサイズのヒートテック
  • ゆったりしたトップス(ニット系は避ける)

毛が滲出液にくっつくと苦痛。

 

  • ゆったりしたボトムス

ユニクロのブラッシュドジャージーパンツを色違いで持っていました。ゆとりがあるので、ガーゼや包帯を忍ばせていてもごわつかないですし、見た目も綺麗です。そんなに高価ではないので汚れても(以下略)

 

 

年中通して役立った服の共通点は、ゆったりしていて、安いことですね。

 

ステロイド軟膏はべたべたするし、亜鉛華軟膏は衣服に付いたら取れません。なので可愛い服たちは封印しました。

 

 

インナー

夏は上述した通りユニクロのエアリズムブラトップ(カップ付きタンクトップ)、冬はヒートテックのブラトップを着ていました。サラサラで下着の締め付けがなく、汚れてもいいやと思えるお手軽感が良いと思ったからです。

 

ショーツについても、これまたユニクロのシームレスのものに変えました。縫い目が刺激となってかゆみが増してしまうことも多々ありましたが、シームレスだと快適でした。

 

ひらひらしたレース生地も苦手になり、皮膚が落ち着いてきた現在もシームレス&ワイヤレス下着で過ごしています。

 

かつて購入したブラデリスの補正下着はもってのほかで使えません。廃棄しました...

www.hanekotecho.info

 

 

服で隠しきれない時

手指、足首、首周り、耳など、なかなか服では隠せない部分も出てきます。

 

  • 堂々となにもしない

なんか皮膚汚いなと思われればいい。人はいろいろ抱えてんだ。

 

  • 堂々とガーゼ・包帯をする。

ケガかな?と思われればいい。

両耳にガーゼをつけて仕事に行っていた時期はさすがにすれ違う人に声かけられました。

 

結婚式のお呼ばれ時は困りましたね。パンツドレスを新たに買うのも出費が痛いので丸出しで何回か参列しています。

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封印した服

皮膚炎を機に着るのをやめたもの達です。露出が多いものピッタリしたものは心身共に不快なので、自然と着なくなりました。

 

  • 半袖、ノースリーブのトップス
  • 膝丈スカート
  • ストッキング、タイツ→くっつき易くて着心地最悪
  • ワイヤー入りブラ
  • 高価な服

 

 

服の色

外用は基本は濃い色でした。滲出液や掻きこわしの血液が染みると目立ちます。

 

しかし濃い色だとカサブタや落屑が付着するとフケのように見えるのでこれもやっかい。人目がないところで落としていました。

 

 

まとめ

汚れる前提で、長袖・濃い色・サラサラ系を着ていました。

素材などは好みがあると思うので、いろいろ試したうえでお気に入りを色違いで持っておく、というのが良いかと思います。

 

ちなみに、数少ない良かったこととしては服のミニマル化がでたことです。同じような服ばかり着ることは意外と効率的だったりします。気に入った服を色違いで持ったり、カーディガンのテイストを変えるなどして着回しを頑張っていました。

 

 

さいごに...

ユニクロ様々ですね。

 

以上、ハネコでした。

 

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